剱岳・南面・ダイレクトルンゼ [大脱走ルンゼ]
剱岳山頂から一気に駆け降りる・・・名峰クラシック!
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データ
- 山域 立山連峰・剱岳・南面(平蔵谷側)
- 高差 約350m(剱岳山頂から平蔵谷まで)
- 斜度 平均45°(ノド付近で一部50°)
- 踏査日 2007年5月4日
- ムービー daidasso.wmv (14.9MB 2m58s)
- 写真トポ
- 踏査記録
- 1/25000地図 剱岳
- 国土地理院地図閲覧サービス 北緯363715.00東経1373721.00
備考
このルートは
「富山県登山届出条例」で定められた「危険地区」に含まれます。12月1日から翌年5月15日までの期間の登山では、20日前までの登山届け提出などが必要です。
申請書のダウンロードと送付は、富山県のHP
「eとやま.net」から出来ます。
踏査記録
メンバー:須藤 小川 佐藤
装備:ピッケル・アイゼン・ビーコン・ショベル・ロープ(8mm*30m)・デッドマン・ほか
2007年5月4日
剣沢〜平蔵谷〜インディアンクロアール〜源次郎尾根〜剣岳
〜大脱走ルンゼ滑降〜平蔵谷〜剣沢
6:15
晴天。剱沢B.C.を出発。クラストした剱沢を滑り、平蔵谷入り口へ向かう。
6:45
平蔵谷入り口で小休止。ここでスキーを担ぎ、ピッケル・アイゼンで平蔵谷を登る。
8:15
大脱走ルンゼ直下。ここから、大脱走ルンゼ右隣のインディアンクロアールを登る。途中で小規模な落石に見舞われるが被害なし。
10:15
源次郎尾根上部を登り、剱岳山頂に到着。早速、斜面に入り斜度計を当てて45°の傾斜を確認。雪面は十分に緩んでいたが、さらに良いコンディションを狙って、日向ぼっこ。
11:40
滑走開始!思ったよりスラフの出方が多い。ちょっと待ち過ぎたか。
平均45°の山頂直下を過ぎると、いったん傾斜が緩み、ノド付近で再び急になる。ノドの一部は50°に達しているが、幅は十分に広い。
12:10
ノドを抜けて、大脱走完了!さらに平蔵谷のヌカルミみたいな雪を滑って剱沢へ。
(小川)