五竜岳東面・Aルンゼ
五竜東面の岩場に美しく伸びる滑降路
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データ
- 山域 後立山連峰・五竜岳東面
- 高差 500m(シラタケ沢出合まで。遠見尾根への登り返し200m)
- 斜度 最大45度(短い区間で散在)
- 踏査日 2008年4月13日
- ムービー 20080413goryuArnz.wmv (5.57MB 1m16s)
- 写真トポ
- 踏査記録
- 1/25000地図 神城
- 国土地理院地図閲覧サービス 北緯363928 東経1374544
- 備考
踏査記録
2008年4月13日
遠見尾根〜G0と第一岩稜のコル〜五竜岳東面Aルンゼを滑走〜シラタケ沢出合〜遠見尾根へ登り返し
メンバー: 小川・須藤・佐藤(新潟稜友会)、三浦(ぶなの会)、矢本(わらじの仲間)
装備:ピッケル・アイゼン・ビーコン・ショベル・ロープ(8.5mm*50m)・ハーネス・ほか
前日に遠見尾根に入山。西遠見山手前の平らにテントを張る。
5:30
三浦さんと矢本さんは、G0稜に向け先発。新潟の3人は登山道沿いに五竜山頂へ。
8:25
五竜岳山頂に到着。三浦さんと矢本さんも同じ頃、G0の頭に抜けたのが目視で確認できた。
9:00
G2の頭に全員集合。日差しが弱く、クラストが緩まない状況。時間をかけて下見した結果、三浦・小川は武田菱αガリーを、矢本・須藤・佐藤はAルンゼを滑ることになる。
10:30
三浦さんとαガリーを滑り終えると、G0と第一岩稜のコルからAルンゼに入ったメンバーが待っていてくれた。Aルンゼ入り口も予想以上の堅雪で、難しい滑走条件だったらしい。
厳しいコンディションのαガリーを通過した直後で、時間の密度が上がっていたせいだろうか。仲間たちの慎重な様子に、じれて飛び出す。しかし、気合の入り過ぎで、あっという間に転倒。両足のスキーは外れ、でんぐり返し2回、50mほど滑落して止まった。
コケても止まる事が証明されて、一安心。ほかのメンバーはさっさと滑り降りて行く。スキーの回収にもたつく私だけが取り残された。
11:00
シラタケ沢に合流して滑降終了。コンディションは今ひとつだったが、みんな楽しめた様子。遠見尾根へは200mの登り返し。
(小川)